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元DeNA・乙坂智がマリナーズとマイナー契約　2021年戦力外から海外転々…藤浪と同僚に


　元DeNAで、今季は米独立リーグのアトランティックリーグ「ヨーク・レボリューション」に所属していた乙坂智外野手が9日（日本時間10日）、マリナーズとマイナー契約を結ぶことがわかった。ヨーク・レボリューションが公式HPで伝えた。

　今年は3月に「ヨーク・レボリューション」と契約。5月4日（同5日）時点で9試合に出場し37打数15安打の打率.405、1本塁打、8打点、4盗塁と存在感を示していた。

　乙坂は2011年にドラフト5位で横浜高から横浜（2012年からDeNA）に入団し10年間プレーした。

　2017年には単身でメキシコのウインターリーグに参戦するなど、オフは毎年のように中南米や米独立リーグに参戦していた。

　2021年オフにDeNAを戦力外となると2022年はメキシコで3球団、ベネズエラを渡り歩いた。

　2023年は今季プレーしたヨーク・レボリューションに。昨年はメキシカンリーグ「レオネス・デ・ユカタン」（米名称ユカタン・ライオンズ）で活躍していた。

　マリナーズ傘下3Aタコマには藤浪晋太郎投手もおり、同僚となる可能性がある。

　乙坂はこのオフには「この先、どんなことが待ち受けているか想像はつきませんが、絶対にメジャーに行くという思いは変わりません」と語っていた。メジャーにこだわり続けた31歳が、ようやくチャンスを掴んだ。